去る1月26日(火)組合研修室にて、森力基金事業の動画配信を視聴しました。
これは農林中央金庫の事業で、事業提案書により全国から選ばれた森林組合が基金を使って事業をし、その成果を各々録画して動画配信したもので、当組合も「過疎山村における“山終い”防止と放置林の再生-生産森林組合解散後の健全管理を目指して-」というテーマで実施した事業について発表しました。
1月25、26日の2日間限定かつパスコードにより関係者のみ視聴できるという配信で、「コロナ禍でなければ参集した発表者しか聞けない全国発表なので、めったにない機会だから皆で勉強した方がいい」という組合長の計らいで職員全員で視聴しました。
途中アクセスが集中して受信できなくなり、当組合の発表を配信ではなくライブで発表して場を繋ぐというアクシデントもありましたが、貴重な発表を聞くことができました。
ドローン、全天球カメラ、レーザー測量機器、タブレット端末の活用など各組合が様々な取り組みをしていましたが、機材に関しては一長一短でまだまだ試行錯誤の段階のようです。ただどの組合も「少しでも山に関心を持ってもらいたい、少しでも多く所有者に利益還元したい、環境を守っていきたい」という願いは共通のようで、「願いが正しければ、時至れば必ず成就する」と信じ、目の前の課題一つ一つに取り組んで積み上げていかなけばならないと感じました。