11月29日(月)、30日(火)林業特殊健康診断が実施されました。これは振動工具を取り扱う労働者を雇用する事業主に義務づけられている健診です。現場に行く機会の少ない事務職員の私達にとっては、作業員の皆さんと直に触れ合える貴重な機会でもあります。
当会場では、当組合職員及び地域の林業事業体従業員の方々約120名が受診しました。
注意喚起と振動病健診の受診勧奨等の努力、チェーンソーや防振手袋等の性能の向上により振動病の労災認定者数は大幅に減少してきましたが、ここ15年ほどは横ばいの状態です。
どんなに高性能林業機械が普及してもチェーンソーや刈り払い機は未だ林業にとっては必須の機械です。労使双方で守るべきことを守り、宝物である労働者の皆さんがいつまでも健康で働ける職場を作っていきたいと思っています。