7月20日、21日の2日間当組合主催で林業機械の実演会を開催しました。展示会等での実演は目にする機会があるかもしれませんが、実際の林業現場での実演はめったにないことなので、両日ともそれぞれ約80人ほどが参加しました。
7月20日は、湯沢市皆瀬の山林で造林機械の実演が行われ、2つのメーカーの機械がそれぞれ刈り払いに挑戦しました。葛のツルの多い現場だったので両メーカーとも
そこは苦戦していて、現段階では費用対効果を考えると今一歩の感がありましたが、現場の声を反映させていくことでどんどん進化していくことと思います。
7月21日は、湯沢市字古御嶽山の山林で、伐倒機とハーベスタの実演会を開催しました。参加者は、メーカーの方に直接説明を受けたり、午後からは実際に機械に乗って操作してみたりと有意義な実演会だったと思います。又、林業事業体同士の情報交換の場としても貴重な機会だったと思います。
林業現場の労働力不足は深刻で、参加者の多さは機械への期待の表れでもあると思います。機械は現場で使って改良を続けることで進化して行くものだと思いますが、
投資額も高額です。60馬力!?(60才以上)、70馬力の作業員の方々が現役で働いてくれている内に、造林、林産共に労働力を補填していく機械が開発されることを切に願います。